賃貸の中古住宅を買い取られた後、ほぼ全面改修。
奥様の要望は洋風で明るい〝欧風プロバンス風〟の住まいで、
外装では和瓦から洋瓦に、玄関扉も引き違いの和風からヨーロッパ風に変更しました。
「帰って来た子どもが、リビングを通ってから自室に行けるように」というご両親の配慮から、階段をリビングに移動。
またゴルフ道具を置いたりトレーニングをしたりできるご主人専用の部屋は、外からの出入りも可能です。
​2階のバルコニーや回遊できる動線の確保、加えて断熱改修も施し、各段に暮らしやすくなりました。

ご両親が亡くなりご夫婦も定年退職を迎えたことをきっかけに、築40年以上経つ奥様のご実家を全面改修。
北側にあったキッチンは南に移動して、和室とリビングのどちらにも近い位置で対面キッチンに。
洋室は半分に分けて、造作の本棚とご主人所望のおこもり感満載の書斎風スペースにしました。
その他、手持ちのタンスが入るウォークインクローゼットや2台分の駐車場も確保。
リビングには昔の名残があり、他の部分のあしらいをその雰囲気に合わせています。

築45年の平屋で、リビング・ダイニング・水回りまでほぼ全面的に新しくしました。
奥様は対面式キッチンと趣味でパンを焼くための広さ、
お父様は自分専用のスペースが欲しいとのことでした。
​キッチンと一体化させたリビングは縁側をフルに利用して拡大し、縁側の端にはお父様用の造作デスクも作りました。

[Mさまの声]
​キッチンとリビングが一体になって、遊びに来た孫が走り回る様子を安心して見守ることができるようになりました。
また広くなったキッチンでは、以前よりもパンを焼く回数が増えましたね。

当初主人はリフォームに反対していたのですが、一番恩恵を受けたのは本人。
というのも、主人が趣味の自転車で大怪我をした際、
段差のないバリアフリーにしていたことで退院後もスムーズに日常生活に戻れたんです。
浴室も快適になり、寒い冬でも毎日の入浴で心身の疲れを癒しています。